京都保健衛生協会

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ハチ駆除業務紹介
今年度最初のハチ駆除はミツバチの営巣でした。
平成25年4月3日
平成25年度もいよいよ始まりました。最初の駆除依頼は,下京区のニホンミツバチの営巣でした。
電話の依頼では,スズメバチ類との話だったのですが,現場に到着すると,野外の大きなビワの木の枝にニホンミツバチが営巣していました。せっかく厳しい冬を乗り越え,ニホンミツバチにとって待ちに待った春が来たのですが・・・
大きなビワの木の枝にぶら下がっていました。4月に入りましたが,冷たい風が吹き荒れていました。そのためでしょうか,多くの働きバチが巣盤を取り囲み風にさらされないようにしているようにも見えました。
左のニホンミツバチの巣を更に拡大して撮影しました。巣の上部に白い巣盤が7層確認できます。まだ,巣の中の室には少しの蜂蜜しか蓄えてありませんでした。
ニホンミツバチの駆除方法もいくつかあります。
今回は,巣の周りにいる働きバチを掃除機で吸い取ることから始めました。働きバチを除去せずに巣を除去するとそれこそ蜂の巣をつついたような状態になります。今回の駆除の場所は,住宅が密集する市街地です。大量の働きハチが暴れることは避けなければならないという配慮から掃除機を使いました。
働きバチを概ね取り除いた状態の巣です。巣の上部に白い巣盤が7層確認できます。まだ,巣の中の室には少しの蜂蜜しか蓄えてありませんでした。
今回の駆除の途中で,雄バチが確認できました。雄バチの出現は,まもなく,分封が始まることを知らせてくれています。