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オオスズメバチとよく似ています。正しくは,頭楯(とうじゅん)の下の突起がオオスズメバチでは2個なのに対して,コガタスズメバチは真ん中にもう一つの突起(水色の矢印)が増え,3個になります。これを見るにには顕微鏡が必要ですし,また,個体差があることもあり難しい見分け方です。むしろ,巣を作っている場所が両者を見分ける参考になるときもあります。オオスズメバチは,地中や木の根っこなど巣を作ることが多いのに対してコガタスズメバチは植え込みや樹木に巣を作ることが多いようです。また,ハタラキバチの大きさも,オオスズメバチは,名前のとおり,30mmを越える個体が多く,コガタスズメバチは30mmを超えることがほとんどありません。 | |