普及啓発 |
令和元年11月21日(木) 京都テルサにおいて浄化槽に関する講習会を開催いたしました。 講習会で実施したアンケートの結果を掲載いたします。 |
Q1.講習会の問題点 |
・法改正の講義の内容をより詳しく説明頂きたかった。 |
Q2.今後の講習会希望、希望テーマ |
1.浄化槽の構造について初心者でも理解できるような研修会を実施して欲しいです。 |
Q3.今回の講習会へのご意見・ご質問 |
17.公共浄化槽制度の実施について都道府県や市町村に制度実施義務は無いのでしょうか? |
Q3-17.公共浄化槽制度の実施について、都道府県や市町村に制度実施義務はないか。 A.公共浄化槽は市町村の判断により整備されるので、義務ではありません。 |
Q3-30.法改正後の浄化槽台帳の項目としては、具体的にどんな項目か。 A.現在、環境省が浄化槽法改正に伴って改正する予定の省令案についてパブリックコメントを実施しており、その中では次のような内容を記載するとのことです。 京都府の台帳の具体的な内容としては、今後検討します。 ・ 設置届出年月日、浄化槽の種類その他の設置に関する事項 ・ 使用開始年月日、休止年月日その他の使用に関する事項 ・ 保守点検の実施状況に関する事項 ・ 清掃の実施状況に関する事項 ・ その他浄化槽の管理に関し参考となる事項 |
Q3-31.浄化槽台帳の情報収集に、保守点検、清掃業者は関わるか。 A.保守点検・清掃に関する記録については業者の皆様に提供をお願いする可能性もありますが、その場合の具体的な時期や手段に関しては、今後検討します。 |
Q3-32.低負荷流入による水質悪化の代表的な状態はどうのような状態ですか? A.低負荷流入条件の浄化槽でみられる水質悪化の現象は、「透視度の低下」、「BODの上昇」、「pHの低下」となります。 「透視度の低下」および「BODの上昇」 ⇒生物膜の付着が不十分であると、生物処理に必要な生物量が保持できていないため、十分に処理が進まない。過負荷の浄化槽のように極端に水質が悪くなるわけではないが、BODが80mg/L程度になった事例もある。 「pHの低下」 ⇒使用頻度の低い公衆便所や公民館等でみられる現象。便所排水の流入比率が高く、かつ、低負荷運転条件であると、硝化反応は進行するが、水素供与体不足で脱窒反応が不十分となり、槽内水の硝酸濃度が高くなるためpHが低下する。 |
回答者:京都府、(公財)日本環境整備教育センター |
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